【脱初心者】ネックの反りの確認と調整方法~オススメの動画つき~

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今回はこれまでのメンテナンスからちょっとレベルアップしてネックの反りの確認と調整方法について紹介していきます。

ネックは弦を張っていることや、季節的な湿気や乾燥、木材自体の強度など様々な要因が重なってある程度反ってしまうことは仕方がないことです。

ですが、ネックが反っていると弦高が高くなってしまったり、音が詰まってビビリが発生したりと、ギターを弾いていく上で困ったことになるんです。

そんな時にネックが反っているか、反っていたらどのように調整するかを解説していきます。

順反りと逆反り

ギターの反りは主に2種類に分けられます。

それが「順反り」と「逆反り」です。

順反り

ネックが弦側に反ることをいいます。
主に弦の張力によって引っ張られることが原因ですが、木材自体に原因があることもしばしばあります。(安いギターには多いです)

余りにも弦高が高い場合は順反りしている可能性があります。

逆反り

順反りとは反対に弦に対してネックが逆に反ることをいいます。
主な原因は木材の膨張と収縮(季節的な湿気や乾燥に要因します)ですが、トラスロッドを締めすぎている場合というのも考えられます。
(トラスロッドについては後述します)
弦高が低くなってしまうので、弾いたときに音が詰まったり、ビビったりするのは逆反りの可能性があります。

ほしのうみ
ほしのうみ

基本的な反りはこの2パターンです!

反りについてもうちょっと詳しく説明しますね。

ネックの状態をみて順反り・逆反りのどちらであるか判断する必要があるのですが、これが結構難しいんですね。

というのも、ネックの状態の理想はやや順反りしているのがベスト(あくまで基準)とされているからです。

順反りだからと言って真っすぐにするのではなく、そこから少し順反りにするんですね。

また、複雑に反っている場合があり、ネックが波打っていたり、ハイポジションの方だけ起き上がっていたり、ネックがねじれていたり…こんな場合は順反り・逆反りと安易に判断できません。
これらの複雑な場合はお店に相談する必要があります。

ほしのうみ
ほしのうみ

最初のうちはどんな反り方をしているかわからないと思うので、ネックの弦高や音の詰まりを感じたらお店のプロに相談しましょう。

ネックの反りの見かた

上記で判断が難しいと述べましたが、見てみないことには始まりません!

ネックの反りの確認のタイミングは次の通りです。

①弦のゲージ(太さ)を変えたとき
②定期的に2~3か月(季節の変わり目)での確認

弦のゲージを変えるとネックの状態が結構変わりますので、チェックを忘れずにしてください!
季節の変わり目は湿気に関わってくるので、見てあげるとよいでしょう。

ここからはおススメの動画をご紹介するので、こちらをご覧になってください!

ギターのネック反り確認と調整の方法をプロが解説!【職人に学ぶギターメンテ】

いつもお世話になっております。

Rickeyさんの動画です!

今回もとても分かりやすいですね!

張られた弦を利用して1フレット目と12フレット付近、もしくは最終フレットを押さえて隙間を見ていきます。
12フレット付近で押さえればローポジションの状態を、最終ポジションを押さえるとハイポジションの状態を見ることができます。

最終ポジションを押さえる場合は左手は1フレットではなく、5フレット付近を押さえてもいいですね。

この状態で軽く弦を叩くと音がでますが、これが順反りの状態です。

これが逆反りであれば音はでません。

ネックが真っすぐになればなるほどこの音が小さくなります。
これは慣れなので、確認するたびに理解していけると思います。

他にもギターのヘッド側から、またはボディの下からギターを立てた状態でネックを直接目視する方法もありますが、上記のフレットを押さえる方法が安全で効果的です。

ほしのうみ
ほしのうみ

ギターを寝かせてフレットを押さえた方がギターを固定できるので安心です。

私も普段はこうしてます!

トラスロッドの調整

ギターのネックにはトラスロッドと呼ばれるギターのネックを補強する芯が入っています。

ギブソンタイプのギターや国産のギターの多くはヘッドのところに、アコースティックギターの多くはサウンドホールの中に調整するためのネジ穴があります。

主に、六角レンチやドライバーを使用して回しますが、ネジ穴は目視できるので、どの工具を使えばいいかそこから判断しましょう。

ちなにみギブソンはほとんどパイプレンチで回すタイプなので、ギブソンを購入する場合はパイプレンチの購入を検討してもよいでしょう。
(パイプレンチは【初心者必見!】あると便利!オススメのギターメンテナンスアイテムで紹介しています)

フェンダーのネックは注意!

フェンダーはトラスロッドのネジ穴がネックを外さないと回せない場合がほとんどです。
この場合、ボルトで留められているネックをボディから外すしかないのですが、弦を緩めてからネックを外してください!
プロの現場だと、弦を緩めずに外すこともありますが、これらはプロの業なので、真似しない方が無難です。

ほしのうみ
ほしのうみ

ネックを外すと弦も外れてしまうので、1フレットにカポタストを挟むといいですよ!

ネックとボディを留めてるボルトは一つずつ外すのではなく、バランス良くそれぞれを緩めていきましょう!ボルトを締める際も同様です!

順反りの場合

順反りの場合はトラスロッドを締めていきます。(時計回り)

一気に締めるのではなく、時計でいうところの5分から10分くらいの範囲で回していきます。

力を入れて回していきますが、あまりにも回らない場合は無理に回さないようにしましょう。

逆反りの場合

逆反りであればトラスロッドを緩めていきます。(反時計周り)

これも順反り同様に一気に回すのではなく、5分から10分くらいの範囲で回しましょう。

基準に合わせたら

動画で基準の確認方法が解説されているのでチェックしてほしいのですが、基準にあわせたら後は自分の好みに合わせて微調整していきます。

これは弦高調整でも話しましたが、これと同様の考え方で問題ありません。
(弦高調整についてはこちら:【初心者向け】実践!ギターのメンテナンス~弦高とピックアップの高さの調整~)

ネック調整が自分でできるようになれば、ネックの状態をみてから、ブリッジ側で弦高調整するのがいいでしょう!

ネックを極力反らないようにするために

ネックが反ってしまうのは先ほども述べたようにある意味仕方がないのです。

ここでよくいわれるのが、普段から弦は緩めておいた方がいいのか、ということです。

これに対して私の結論は「緩めなくてもよい。ただし保管状態が良ければ!」ということになります。

普段から引くのであれば頻繁に緩める必要はないのですが、保管にはギタースタンドを用いてください。

ギタースタンドはギターにかかる負担が少ないので、ネックにも優しいというわけです。

ですが、太めの弦を張っている方は、弾いている以外は緩めた方がよいでしょう。

また、季節的な湿気や乾燥も影響してきます。

余裕があれば、部屋に加湿器や除湿器をおくのも良いです。
(人の健康にもいいので)

私の経験上、普段弾くことの多いギターであれば、ギタースタンドで保管できていれば弦は緩めなくていいです!

それでもネックが反ってきたら

ネックが反ってきたらすぐに調整するのではなく、まずは様子をみてみましょう。

トラスロッドをすぐに回すというのもあまり良いわけではありません。

このトラスロッド自体もネックに負担をかけてネックを矯正するわけですし、トラスロッドはネジのように締めたり緩めたりするので、最後まで回しきればその調整に限界がいずれ出てきます。

まずは弦を緩めて2,3日様子を見てみると改善する場合もあります。

最後に

今回はネックの反りの確認と調整方法について解説しました。

前回までのメンテナンスに比べると、少し経験が必要になるメンテナンスです。

ですが、ネックの確認はギターの状態を見る上でとても大事なことです。

少しずつでいいので、慣れていきましょう!

皆様の素敵なギターライフを願っております。

最後まで読んでいただきありがとうございました(^^♪

この記事を書いたのはこの人
ほしのうみ

弾き語り、バンド活動を10年以上経験している音楽大好き人間。
過去には楽器屋さんで働いていたこともあります。
私の経験を皆様の役に立てていただけるようなブログを目指しています!

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