エフェクターには歪み系の他にも種類がたくさんあります。
歪み系の説明についてはコチラをどうぞ!
【初心者向け】歪みエフェクターを選ぶときのポイントを解説!種類やその使い分けも教えます!
今回は空間系とモジュレーション系について解説していきたいと思います!
この二つがわかるとエフェクターの知識としては基本を抑えたも同然です!
それでは順番に説明していきます!
代表的なエフェクターもご紹介しますので、最後まで読んでみてくださいね(^^)/
響き渡るようなサウンド! 空間系
空間系のエフェクターは歪み系と同じくらい使用頻度が高いものになります。
名前が表す通り、空間に音が響くような効果を作ることができるエフェクターを指します。
リバーブ
音が反響するようなエフェクトです。
お風呂やカラオケで音が響く感じです。
あとは洞窟とかで話しているようなイメージでしょうか(笑)
とにかく、音が響くエフェクトのことをリバーブといいます。
このリバーブも「スプリングリバーブ」や「ホールリバーブ」といった反響の仕方で種類があります。
「スプリングリバーブ」というのはバネが震えることで音が響く効果を作っていて、「ホールリバーブ」というのは室内の反響を疑似的に機械で作るものを指します。
また、アンプに標準的に備わっていること多いというのもリバーブの特徴です。
リバーブは単純な効果ですが、とても奥が深いので詳しくはまた別の機会にじっくりとお話しできればと思います!
代表的なエフェクター BOSS RV-6
リバーブの定番モデルであり、高品質なエフェクターです。
BOSSの空間系ペダルはクセががなくてとても使いやすい印象なのですが、このRV-6も例にもれません。
バッキングからギターソロまで安心して使えるエフェクターです。
通常のリバーブも美しいですが、「SHIMMER」と呼ばれる神秘的なエフェクトも付いていてアイディアが掻き立てられる1台です。
ディレイ
音が遅れて聞こえてくるような効果です。
山で「ヤッホー」というと「ヤッホー」「ヤッホー」「ヤッホー」と聞こえてくる「やまびこ効果」というものです。
ディレイは主に「アナログディレイ」と「デジタルディレイ」という2つに分かれます。
アナログは自然なやまびこに近い感じですが、デジタルはメリハリのある音の遅延を作ることができます。
文字に表すととても難しいですね(笑)
実際に実物を触って聞いてみると違いをしることができるのですが、このディレイというのもとても奥が深いエフェクターです。
別の記事でじっくり説明する機会を設けてご紹介していきたいと思います!
代表的なエフェクター BOSS DD-8
ディレイもBOSSは定番です。
こちらのDD-8はBOSSのディレイの最新機種でコンパクトながら多彩なでディレイのモードを備えており、オーソドックスなディレイから、飛び道具のようなディレイまで使うことができます。
音を繰り返す「ルーパー」の機能も備わっているので表現力も高い一台だといえます。
使い方次第でフレーズを生み出せる! モジュレーション系
モジュレーションは実にたくさん種類があるのですが、ここではメジャーな定番といえるエフェクターを紹介していきます!
コーラス
原音に0.01秒の遅延を発生させた音を混ぜることで揺らぎを与えるエフェクターです。
Rolandの「ジャズコーラス」には標準で備わっていることで有名ですね!
薄くかけると美しいさわやかなサウンド、深くかけるとオルガンのような深く揺らいだサウンドになります。
90年代のバンド(JUDY AND MARYやBOØWYなど)は良く使っていたな、と個人的には思います。
知っている方は共感いただけるのではないでしょうか⁉
代表的なエフェクター BOSS CH-1
コーラスの定番、BOSSのコーラス「SUPER CHORUS」CH-1です。
BOSSにはコーラスのラインナップがいくつかありますが、このCH-1は比較的にモダンで使いやすいのではないかと感じます。
もちろん他のコーラスもいいですけどね!
この辺りは実際に試奏して頂きたいなと思います。
トレモロ
「トレモロ」とは反復という意味で、トレモロピッキングという奏法(同じ音を繰り返し弾くこと)と同じ意味です。
サウンドは音量を現在の音量と音量を下げた音を繰り返します。
そのため、軽くかけた場合は音が揺れているようなサウンドがし、深くかけるとマシンガンのような激しい効果を得ることができるエフェクターです。
使い方でフレーズの印象を変えてしまうほど、アイディア次第で曲に使っていけるエフェクターです。
代表的なエフェクター BOSS TR-2
トレモロの定番、こちらもやはりBOSSです。
くせのない音、使いやすさは定番ながら群を抜いているかと思います。
価格も1万円くらいで手に入るので手に取りやすいです。
フランジャー
「ジェットサウンド」という強烈なサウンドを得ることができるエフェクターです。
アップテンポのイントロや間奏などで使われていることが多いです。
構造は先ほど説明したコーラスとほとんど同じで、軽くかけることでコーラスのような音を作ることができます。
とにかく盛り上げたいときに踏むことが個人的には多いです。
こちらもアイディア次第で印象的なフレーズを作れるエフェクターですね!
代表的なエフェクター BOSS BF-3
こちらもBOSSのフランジャーが定番といえるでしょう!
掛かりが非常によく、これぞフランジャーというジェットサウンドから、軽くかけたサウンドまで調整できる優秀なペダルです。
ベースにも使えるため、色々なフレーズを考えることができますね。
フェイザー
音にうねりを与えるエフェクターです。
俗にシュワシュワした音といわれます。
この音はリズムに合わせてカッティングにかけるととてもファンクなフレーズになって個人的にはとても好きなエフェクターです。
ほかにもアルペジオにかけても雰囲気が作れるエフェクターですね。
ワウペダルと似たような音ですが、ワウは高音と低音をブーストさせたり削ったりして作る音なので、聞こえ方は結構違います。
代表的なエフェクター MXR Phase 90
フェイザーといえばコレです。
BOSSではございません。
MXRのオレンジのエフェクター「Phase 90」が定番のペダルです!
MXRでもロングセラーなペダルでツマミが一つとシンプルで使いやすいところも愛されている理由です。
音はとても使いやすく、フェイザーとしても欲しいサウンドは安心して任せることができるサウンドです。
最後に
今回は空間系とモジュレーション系のエフェクターについてご紹介してみました。
これらのエフェクターもシンプルなものから飛び道具のようなものまであり、使い方によっては悪目立ちしてしまうことがあるので注意したいエフェクターです。
ですが、これらを使いこなすと唯一無二なサウンドやフレーズを生み出すことができるので、バンドサウンドのスパイスになるものばかりです!
特に空間系はギタリストならば一つは持っておくことをオススメします!
リバーブやディレイは隠し味としての使い方から、目立った使い方まで色々できるので触れる機会があると後々役に立ちます。
また、これらのエフェクターが使われている曲を見つけたらどんな風に鳴らされているのか興味深く聴いてみるのも音作りの近道になりますよ!
ぜひ自分だけの使い方を見つけてみてくださいね(^_-)
皆様の素敵なギターライフを願っております。
最後まで読んでいただきありがとうございました(^^♪
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