【初心者向け】ギターを始めるのになにを買えばいいの?

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憧れのバンドや弾き語り、You Tubeのギター動画を観て、「自分もギターをやってみたい!」って思いますよね。
でもギターを始めたいけど、何を買えばいいのかわからない!そんな疑問を持つのも初めてならば当たり前です。ここではそんな疑問に答えていきます。

一番重要!ギター本体について

ギターを始めるとなったとき、一番迷うところであり一番重要なのがギター本体です。
ギターは主に、アコースティックギター(以降「アコギ」という)とエレキギター(以下「エレキ」という)に分けられます。
アコギはギターアンプを使わなくても、ある程度大きな音が出るので気軽に弾くことができます。弾き語りをするならアコギで間違いないでしょう。
エレキはギターアンプを使用して大音量を出せるのが魅力です。バンドを組みたいと思っているのなら、エレキがおススメです。

安いギターはアリ?


ギターはアコギ、エレキ同様に10000円~から数十万、ものによっては100万円台と、まさにピンからキリまであります。
初心者であれば、最低20000円台~30000円台のものを選んでいただくのがおススメ。
「10000円のものがあるなら10000円でいいじゃないか!」と言いたいかもしれませんが、長く続けていくと考えたとき、10000円だと作りの程度があまり良くないものが多く、場合によっては壊れてしまうことがあります。そうなるとかえって出費が多くなってしまいます。
20000円台以上なら、ある程度の種類もあり、作りもしっかりしてきます。。もちろん4万円以上の高額なギターを最初から買うのもアリです。ギターを続けるモチベーションにもなるし、大事に扱うことで長く付き合えるパートナーになることでしょう。

最初のギターは見た目で選ぼう!

実はこれが一番大事だと筆者は考えます。ギターのスペックや弾き心地、サウンド…どれも初心者のうちはわからないものです。
ではどう選ぶか?それはズバリ見た目です!
ギターは特にエレキともなると様々な形やカラーリングがあります。アコギはある程度の形は同じですが、大きさや色に違いがあります。
見た目が気に入ったものを選ぶ。
これこそがギターを続けるうえで、一番のモチベーションになることでしょう。
ギターのスペックや弾き心地、サウンドを追求するのは、ギターに慣れてからで十分です。

必須アイテム① ~ピック~

ピックはギターを弾く上で必須です。指でギターを弾く方もいますが、クラッシクギターを専門でやっていく人以外は指だけということはないでしょう。
ピックは主に「おにぎり型」と「ティアドロップ型」に分けられます。

おにぎり(トライアングル)型はその名の通り、おにぎりのような形をしています。このピックは握る面積が大きく安定したストロークができます。アコギの弾き語り、バンド演奏ではコード弾きに適しています。

ティアドロップ型は涙のような形をしています。そのため細かいフレーズの演奏やギターソロを弾くのに向いています。

初心者はおにぎり型がおススメ

握る面積が大きいおにぎり型は、まだ慣れていない初心者にとって安定して握ることができるのでおススメです。

厚さや素材は?

ピックには厚さ(硬さ)があります。多くの場合は次の4種類です。

Thin(約0.50mm)
Medium(約0.70mm)
Heavy(約1.00mm)
Extra Heavy( 約1.15mm )
上から下へ行くほどに厚く(硬く)なります。
薄いほうがコードストロークに適していますが割れやすいというデメリットもあります。逆に厚くなるほどに単音を弾く上で繊細なプレイをし易くなりますが、ギターの弦が切れる可能性も出てきます。
最初は Medium(約0.70mm) を選ぶと良いでしょう。

次に素材ですが、最もポピュラーなのはセルロイド材です。
ほかにもナイロン、デルリン、ウルテムなどありますが、最初のうちは慣れるのに精いっぱいのはずです(笑)
ですので、素材はあまり気にしなくて大丈夫です。これも慣れてきたらこだわりましょう。

ピックはほとんど、110円~124円くらいで購入できます。最初は厚さが Medium(約0.70mm) で素材はなんでも良いといいましたが、人によって好みが分かれるアイテムでもあります。最初に何枚か購入して試してみるのも良いでしょう。

必須アイテム②~チューナー~

ギターは6本の弦をそれぞれ適した音階に調整(チューニング)しなければ演奏できません。
その調整をするアイテムがチューナーです。チューナにもいくつか種類がありますが、初めての方におススメはクリップ型のチューナーです。チューナーを直接ギターに挟だけで、ギターのチューニングができます。クリップ型はギターの音の振動を拾うので周りが賑やかでもチューニングができます。
1000円~2000円程度で購入できるので、好きなものを選びましょう。

必須アイテム③~ストラップ~

立って演奏する場合、ギターストラップは必須です。
こちらも様々なデザインがあり、お値段も1000円くらいから選べるので、こちらもお好みでどうぞ。
カッコいいものやかわいいものを選べば更にモチベーションが上がりますよ!

必須アイテム④ ~ギタースタンド~

ギターは形状から倒れやすいので壁に立て掛けかけていると、うっかり倒れてしまうかもしれません。
最悪の場合、ギターのネックが折れてしまうことがあります。ギターを弾かないときはギタースタンドに置きましょう。
また、付属のケースにしまっていると出すのが億劫になってしまい練習に対するモチベーションが下がります。弾きたいときにすぐ弾ける環境を作る、これも大切なことです。

必須アイテム⑤ ~ギタークロス~

ギターを弾いていると、当然のように汚れてきます。また、ギターの弦は金属でできているので弾いたあとに拭かないでおくとさびてしまいます。
ギターを弾いた後に拭くクセをつけると弦が長持ちし、ギターをきれいに保てます。

必須アイテム⑥~ギターケーブル(シールド)~

エレキを始めた方には必須。
ギターアンプに繋ぐために使用します。最初から高価なものは必要ないので、こちらも1000円~20000円程度ものを選ぶと良いでしょう。

必須アイテム⑦~ギターアンプ~

こちらもエレキを始めたかた向け。
エレキはそのまま弾くと、アコギと違い音がとても小さいです。そんなエレキの音を大きくしてくれるのがギターアンプです。
余談ですが、エレキのサンドはギターとギターアンプでほぼ決まります。
ライブをする場合はそれなりに大きい出力ができるギターアンプが欲しくなりますが、家庭用の練習用なら出力は5W~10Wで十分。騒音が気になる環境でもギターアンプ自体にヘッドホンを繋ぐことができるものがほとんどです。
ギターアンプに繋がない素のままの音で練習していると、ピックを持つ手に余計な力が入ったり、変な手癖がつく可能性があり、あまりおススメできません。
5W~10Wなら10000円程度で選ぶことができますので、ぜひ手に入れましょう。

あったら便利!①~カポタスト~

通称カポ。ギターの弦を一気に押さえることができます。
そうすることにより、複雑なコードの曲が簡単なコードで押さえることができたり、曲のキーを変えることができます。これだけ読んでるとよくわからないと思いますが、弾き語りなどをするときにはとってもお世話になる必須級のアイテムです。
もちろん、エレキにも使用することがあるので、一つは持っておくといいと思います。
こちらは3000円程度で購入できます。

あったら便利!②~お手入れグッズ~

ギタークロス以外にもお手入れに使用するグッズがあります。
ギターのポリッシュ(楽器用のワックス)や工具類があると便利です。
ギターはネジで留まっている箇所があるのですが、自然と緩んできます。
楽器屋さんで売っている工具は、楽器に適したサイズで作られている場合が多いので使いやすく便利ですよ。

あったら便利!③~ギターケース~

ギターを買うとギターケースが付属でついてきます。
しかし、とても薄く外からの衝撃に弱いのです。
高級なギターともなればハードケースが付属されたり、頑丈なギグバックというギターケースが付属されることがほとんどですが、そんなギターを最初から買う方は少ないと思います。
ライブやバンドの練習でギターを持ち歩くことが多い場合は3000円程度のケースを購入することをおススメします。

ギターの弦について

ギターの弦は演奏していると錆びてしまったり、時には切れてしまうことがあります。
ギターの弦は消耗品なのです。
トラブルが起きる前に交換することがベストです。
毎日弾くのであれば、1か月に一回程度交換するのが良いです。
中には弦にコーティングがしてあり、さびにくく長持ちするものもあります。
ギター弦のお値段はエレキが約600円であるのに対し、アコギの弦は約1200円ほどします。
長持ちする弦は値段が高くなりますが、寿命が3か月から6か月ほどあるのでコスパが良いといえるでしょう。
こちらはElixir(エリクサー)というものが有名でギター弦、アコギ弦ともに1500円~2000円程度で購入できます。
ギターの弦交換は最初はとても難しいかもしれません。
楽器屋さんに頼めば交換してもらうこともできますが、ギターの弦交換は必須の作業になるのでぜひマスターしましょう!慣れればとても簡単です。
楽器屋さんで教えてもらえることもあると思うので、交換する際は相談してみると良いですよ!
筆者も楽器屋さんで働いているとき、たくさんの人に弦交換をお教えしました。

初心者の味方!ギターセット

ここまで必要なものを書いてきましたが、初心者向けにこれらをセットで販売しているものがあります。
セット内容は楽器屋さんによって違いますが、必要なものはほぼ揃っていると思っていいでしょう。

メリットは?

これのメリットは何といっても必要なもが一気に揃うことです。
もう一つはお値段です。
それぞれを個別で買うよりも安く買える場合が多く、さらにネットだとネット限定の特別なセット品があり、お店で買うより安い場合もあります。

デメリットは?

反対にデメリットは自分の好みのギターや付属品を選べないことです。
また、上記の『安いギターはアリ?』にも記載しましたが、ただ安いセット品を購入すると作りの程度が低いものがあります。


とは言え、最近は有名ブランドのギターのセット品も売られるよになってきました。
選ぶためにはある程度事前にリサーチをしておくべきでしょう。
それでも分からないのが初心者ですよね。
筆者としては30000円くらいのものなら安心して使えるので安心と考えます。
また、人気ブランドのフェンダーの安価ブランドであるスクワイヤー、日本の老舗ブランドであるヤマハなど、有名なブランドのセット品を選ぶのもいいですね!(お値段が少し高くなりますが…)

まとめ


長い記事になてしまいましたが、ギターを始めるときに「なにを買えばいいかわからない!」そんな疑問に応えるべく書きました。

すこしでもこれからのギターライフに役立てて頂けたら幸いです。

この記事を書いたのはこの人
ほしのうみ

弾き語り、バンド活動を10年以上経験している音楽大好き人間。
過去には楽器屋さんで働いていたこともあります。
私の経験を皆様の役に立てていただけるようなブログを目指しています!

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